Q&A H1でのビザサポートと採用情報について | 三和一善
アメリカ転職したい人であればご存知だと思いますが、アメリカで働くのに一番のハードルは「米国で勤務できるビザ」の取得です。基本的に、個人では申請できません。内定を貰った企業からサポートをするという形で申請することになります。そのため、アメリカで働くためには「ビザサポート有の求人」を探して、内定を取る必要があります。ただし、2019年現在では、以前までは取得できたH1Bでのビザサポートをつけて求人募集している企業が極端に減っており、現実的ではなくなっています。以前までは比較的取得できたH1でのビザ申請が困難になっている原因として、エンジニアの申請の増加や、認可されるまでの期間が極端に長くなったなどが考えられます。以前まではH1Bへの応募自体が少なく、日本人は申請数が少なかったこともあり、許可が下りやすかったのですが、トランプ政権後の政策によるコントロールに加えて、世界各国からの申請数が増えたこともあり、許可されにくくなっています。申請してから以前までは数か月で許可が下りていましたが、現在では1年以上待たされた挙句、却下される可能性もあり、H1ビザサポートをしてまで採用しようとする企業自体も減っています。日本人では少ないですが、通常は H1 申請後、アメリカ移住を目的に永住権に切り替えるケースが多いため、取得が困難であっても世界各国からの申請数は増え続けており、ますます日本人がH1で渡航することは難度が高くなっています。 三和一善 また、日本に本社のある現地法人求人などでは、TOEICなどを必要とする求人があります。非常に使い勝手の良いポイントで信頼できるのですが、利用に当たって制限があります。それが、大卒以上であることと、就業経験があることです。 TOEIC の点数による足切りなどはないと考えた方が良いと思います。アメリカで転職するのであれば TOEIC700 点程度の英語力はあったほうがいいですし、アメリカ で仕事をしようと考えている人であれば、難しい基準でもないはずです。ただ、実際の現場では TOEIC はさほど重視されておらず、 TOEIC が実際の英語力とはあまり相関性がないことから、TOEICスコアを理由とした問題に発生することは考えにくく、また、提出などを求められることはあまり聞いたことがありません。また、サポート会社を通すことを考えておら