ExemptとNon-Exemptの分類
従業員が免除、非免除、または従業員に属するかどうかは、雇用主が行うのではなく、FLSA規則によるExemptテストによって分類されます。ExemptとNon-Exemptの分け方については、FLSAの規則に定められている「職務」と「給与ベース」の2点で決まります。Non-Exempt(残業代不要)に該当する従業員の条件は以下のとおりです。
免除対象者の主な職務内容
・エグゼクティブ
・管理
・プロフェッショナル
・営業担当者
・STEM(科学、技術、工学、数学)の従業員
給与について
・支給タイプは給与ベースに限ります(時間ベースは適用されません)
・1週間あたり684ドル以上(35,568ドル/年)の所得となる従業員
その他
対象となる従業員は、Employeeテストの要件を満たしている必要があります。
職務については、役職だけでなく、特定の業務内容によって判断されます。以下ではExecutiveを例にどのような仕事内容が必要とされるかを記載します。
エグゼクティブ
・該当者の業務内容は、組織を管理し、または企業内で通常認知されている部門や支部(例えばAdmin、Salesなど)を管理している。
The
employee’s primary duty must be managing the enterprise, or managing a
customarily recognized department or subdivision of the enterprise.
・2人以上の従業員に対して指示する権利を有していること
The
employee must customarily and regularly direct the work of at least two or more
other full-time employees or their equivalent
・必要に応じて他の従業員を解雇する権限を持っているか、関連する従業員の雇用/解雇/昇進など、他の従業員のステータスの変更に関連する提案/推奨事項に一定の権限を有している。
The
employee must have the authority to hire or fire other employees, or the
employee’s suggestions and
recommendations as to the hiring, firing, advancement, promotion or any other
change of status of other employees must be given particular weight. (丸山修・三和一善)
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