現地採用FAQ:一般的な日本の採用基準と異なる点について② 三和一善・マイケルリード | 三和一善
■通年採用が一般的
アメリカの企業は採用時期を設けていません。一年を通して人材が欲しい時に募集をかけて、補充するスタイルです。日本の企業では、新卒者に向けて一斉に情報解禁、説明会などが行われ、学生側も情報を得やすいですが、アメリカ ではその点は大きく異なります。そのため働き出す時期も人によって様々です。大学卒業後すぐに働き始めたい場合は、自ら企業に問い合わせ、または地域で行われる就職選考会などに参加して情報を仕入れてください。希望する企業に履歴書を送り、その後選考試験と行った流れは日本企業と同じです。しかし、卒業してからすぐに働かない人も珍しくなく、個人の考えによって変わります。周りの人が内定をもらっていると、焦ってしまうこともありますが、アメリカでは家族やコミュニティもそのあたりの考えや価値観は個人の考えを重視し、あまり他人を気にすることはないようです。 | 三和一善
■最初からポジション別の採用
中途採用は別として、日本の新卒採用では、総合職や一般職など、大きな枠で求人募集を出すことがほとんどです。しかし、アメリカでは最初から採用枠や業務内容が細かく分かれていて、ポジション別で採用されます。応募資格も細かく記載されていて、必要な資格、学士号の有無、学生時代の社会活動やコミュニティでの役割など、あらゆる経験が応募の条件として挙げられます。即戦力として、すぐに企業で活躍してもらいたいとの考えが浸透しているため、要求されるスキルやその役割に関する責任も明確です。アメリカの企業では、採用・昇進・解雇などは企業全体の役割ではなく、各部署に権限がある場合が多く、人事部門は給与の手続きや勤務後のサポートなどに関与することが多く、実際の採用面接は部門責任者などが面接官として話を聞くことが多いと思います。
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